「人間力を高めるヒント」#006 生成AI時代に必要な能力とは?
3月も中旬、大分暖かくなりました。週末ファーマー(農夫)なので、GW前に夏野菜の苗を植えていきます。そろそろ牛糞や石灰など、土壌等の準備をしていく今日この頃です。
さて、生成AIが浸透し、ビジネスパーソンのみならず、中学生でも活用するご時世です。知り合いの大学教員は“昨今の学生は本を読まずに、生成AIを利用して、レポートを挙げてくる”と嘆いていました。実際に口頭試問で内容に関して投げかけると、読んでいないことが判明するとのこと。難しい時代になりました。
キャリア論の中で、「キャリアの危機」という用語があります。年代的には40代前半、気が付くと社会人となって20年経過し、残りの20年、どうなっていくのかという漠然とした不安感に襲われる時期です。“人生の踊り場”という表現もあります。
今、働き方改革がかなりのスピードで進行し、昨今の生成AIの出現により、世代を越えて、この先どうなっていくかという不安感に苛まれています。若手を中心としたジュニア層、管理職を中心としたミドル層、経営職を中心としたシニア層、今後のキャリア形成において、一人ひとりが岐路に立たされている状況です。
生成AIは蓄積された情報から、わかりやすい資料を瞬時に作成し、意思決定する支援材料を提供します。文字や画像情報等、あと2、3年も立てば、AIで作成された資料との見極めがつかない状況になることでしょう。
さて、このような時代、どんな能力が必要でしょうか?
生成AIは情報を収集、加工することにおける最良の手段であり、仕事をする上での相棒(バディー)のような存在になることでしょう。戦略的に生成AIを活用する前提として、目的(ビジョン)を明確化することです。目的を明確化した上で、具体的なプロンプト(問い)を投げかけることによって、正確な返答をしてくれるものです。
つまり、能力構造での中核的な能力であるビジョン、その上下に位置する、バリューやストラテジー、自立の3要素の解像度が鮮明になっていることが決定因と言っても過言ではありません。
コミュニケーションの手段として、スマホが台頭しています。子供達や学生のみならず、社会人もシニア層まで、スマホに依存している文化になっています。デジタルなコミュニケーションからの原点回帰、雑談等、アナログコミュニケーションの復権もある兆しがあります。
「生成AI時代の能力構造モデル」を作成しました。是非とも、これを問題提起として捉え、ご自身で必要な能力やキャリアを考えてみてはいかがでしょう?