優秀な学生を躍進するベンチャー企業へ橋渡しする 「金の卵」プロジェクトのご案内

金の卵プロジェクト

社会的問題解決の第一弾として、弊社では新卒市場における雇用のミスマッチの問題解決にあたります。 有能な学生を安定した大企業ではなく、成長著しいベンチャー企業へ橋渡しするプロジェクトが2016年の10月より動き出しました。 3年~5年計画で新しい流れを創ります。

早慶や有数の国立大、G-MARCH、関関同立などの一流校を中心に、日本を代表するリーディングカンパニーで採用されている「就職力測定テスト」を受検いただき、スコアが基準値以上 (上位20%内相当)の“金の卵人材”を選抜します。


人材評価のプロである市場価値測定士および国家資格キャリアコンサルタントを組織化、テストのフィードバック面談にて2次評価をし、就職力スコアに人物評価を加えた付加価値の高い人材情報リストを作成、この新しい取り組みに賛同いただくベンチャー企業に限定提供いたします。 あとは経営者が最終面接され、判断いただくのみです。

弊社の評価技術を駆使し、絞り込まれた学生を経営者自らが最終面接をするという、劇的に時間コストを削減する先進的な運動、取組みです。

“企業は人なり”-いかに有能な新卒を獲得できるかどうか-が、今後の成長、発展の鍵と言えます。その意味では、人事部案件ではなく、経営者案件なのです。

“大企業病”に陥っている一流大学の学生のマインドにメスを入れ、個人としても成長や発展が期待できるベンチャー企業に一人でも多くの学生を橋渡ししたいと考えています。

当プロジェクトに、少しでもご興味、ご関心がある経営者(社長or人事担当役員)の方は、お気軽にドアノック下さい。お問い合わせは以下のフォームより願います。
尚、フォームの「タイトル」欄に、「金の卵プロジェクト」とご入力下さい。

お問い合わせ



 新卒採用の現場で雇用のミスマッチが顕著だ。昨今は準難関校以上の大学を中心に、学生は大企業志向に偏重している。今の大学生の親はバブル崩壊前の1980年代後半に企業に入社した最後の右肩上がり世代であり、いまだに子どもに大企業を推す人が多いのも事実と言えよう。

 人材開発コンサルタントとして企業の採用に関わってきた立場から、次のことを提言したい。まず大学のキャリアセンターは大企業と中小・ベンチャー企業の良しあしをきちんと伝える。例えば大企業は採用人数は多いが、評価の高いごく一部の学生を除き、入社後にどこに配属されるかわからない不確実性のリスクがある。部署や上司を選べないということだ。
 これに対し、躍進する中小ベンチャー企業は魅力的な経営者の近くで仕事をすることができる。評価されれば猛烈なスピードで権限や責任が与えられ、成果を出せば報酬に反映される。

 分業体制の大企業のなかでは仕事を俯瞰(ふかん)的にとらえることが難しいが、中小ベンチャー企業は組織はあってないようなものなので、3年間猛烈に働けば、大企業の10年分に匹敵するくらいの仕事をすることができる。

 実際、弊社の研究開発機関である市場価値測定研究所が実施した「社員力」を測定する調査(1000点満点)では、躍進する中小ベンチャー企業の平均点は580点と、大企業社員の520点を大きく上回っている。

 今日のリーディングカンパニーもかつては中小ベンチャー企業だったという事実も忘れてはならない。パナソニック、ホンダ、ソニー、今や大企業にのし上がったソフトバンク、楽天、ファーストリテイリングなど、いずれも創業者が卓越した能力を発揮して見事に成長させたのだ。

 学生諸氏には、躍進する中小ベンチャー企業の経営者に着目し、ビジョンやミッションに共感できる企業にアプローチすることを薦めたい。
 自分の性格を考慮して、向き・不向きという軸で就職先を選択することも重要な視点だ。大企業で評価されるのは大規模な分業体制の中で人間関係をきちんと考えながらそつなくこなす人材。
これに対し、ベンチャー企業で評価されるのは組織がないような場所で規格外の仕事をする尖った人材だ。学生のみならず支援する親世代もこのような事実を踏まえ、フラットな企業選択をして欲しい。

(2017年2月8日、日本経済新聞朝刊内、有識者コラム『私見卓見』に掲載されました。 )

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