当社は1998年の市場価値測定テスト(第一版)のリリースから、仕事力(ビジネス基礎能力)の向上をメインに事業を推進してきました。
能力およびキャリア開発について、長年のノウハウの蓄積がある当社だからこそできる大学生の就職力向上サービスを本格リリースいたします。
当社は1998年より実施し続けている長期インターンシップ受け入れ、2001年から8年間で延べ160人を指導してきた就職戦略プログラム(SSP)、大学の担当授業や担当ゼミナール等を通して多くの学生から就職力に関わるデータを集めてきました。そこから分かったことは、最難関企業内定者=就職力が高いということです。つまり、「就職力を磨くことが難関企業就職への近道」なのです!
大企業に内定が決まったとしても、重要ポストや魅力的な上司がいる環境への配属ができるのは上位20%までと言われています。
憧れの企業に就職できても、日の目を浴びるまで10年以上かかることも珍しくありません。
成果を出すための就職力を鍛えて、スタート時点で同期の中で上位20%以内を目指すことが重要です。
当社が定める「就職力」とは、どの業界・職種においても必要な普遍的で汎用的な基礎能力のことです。就職力は、ES添削や面接練習で得られる表面的な「就活力」とは明確に区別される必要があります。
「就活力」は短期間で取得することができますが、「就職力」を醸成するのには長い時間がかかります。言い換えると、「就活力」は誰でもすぐに獲得できますが、「就職力」はたくさんの訓練を積んだ人のみが獲得できるものであり、周りに圧倒的な差をつけることができるのです。
採用のプロである人事は表面的な力をすぐに見破ってしまいます。今こそ、就職力をつけるときなのです。
就職力はどの業界・職種においても必要なコアとなる力のことであり、グローバル自立支援をコンセプトとした「セブンレイヤーズモデル」を基に作られた市場価値測定テスト(学生版)の結果で算出されます。市場価値測定テスト(社会人版)は簡易版を含め、50万人以上が受検され、大企業の組織人材分析、階層別研修・キャリア開発研修でも活用されている信頼性の高いテストです。
セブンレイヤーズモデルとは能力の中核(第4層)に「ビジョン」(志や夢)を据え、7つの階層、13の項目に分けて人材の市場価値を評価するグローバル自立支援モデルです。これらの13の能力を土台とし、その上に業種・職種によって異なる発展的な力(Ex.技術的専門スキル、商品知識力etc…)が加わるのが理想であるという考え方です。裏を返すと、仕事で必要不可欠な就職力がなければいくら資格や、就活テクニックがあったところでなかなか人材として評価されません。これらの13の能力を向上させることが、難関企業就職のカギなのです。
①市場価値測定テストによる客観的な自己認識
市場価値測定テストを受検することによってセブンレイヤーズモデルにおける13の能力の中で現時点での「強み」と「弱み」を浮き彫りにし、これから伸ばすべき力を把握します。そしてスキル(能力)とパーソナリティー(性格特性)を把握した上で、講師が一人ひとりの長所を更に伸ばし、短所を克服するプログラムを作ります。このような自己認識は、就職活動における一段深い自己分析としても活用できます。
②行動を振り返り、改善するクセがつく
行動を計画・実行し、やりっぱなしで終わっていませんか?振り返りを行い、改善に繋げることで、ビジョニングの効果を最大化することができます。実際のビジネスの現場でも、PLAN(計画)・DO(実行)・CHECK(評価)・ACT(改善)のPDCAサイクルによって業務が進んでいきます。就職力養成講座では、タイムマネジメントシートを使って業務と所要時間の目標を設定し、実際に達成できたか毎回講師・コーチと確認します。未達成の場合は、その原因を明らかにし、次回からどのように対処するか考えます。
このような短期間のPDCAサイクルの繰り返しによって圧倒的な成長スピードを実現します。
また、就職力養成プログラム全体のコースもPDCAサイクルを回すような設計になっています。
詳細は「カリキュラム概要と受講料」の項目をご覧ください。
③志の高い仲間と刺激し合える環境
志の高い仲間と切磋琢磨することによって、危機意識、当事者意識、目的意識の醸成など、更に自信を高めることができます。
自分よりも優秀だと感じる学生との出会いによって落ち込むこともあるかもしれませんが、そこで「どうやったらこの人のように優秀になれるだろうか」「この人には無い自分の強みは何だろう」と考えぬくことによって成長が促進されるでしょう。
(写真:就職力養成プログラムの前身である就職戦略プログラム(SSP)の精鋭たち)
就職力養成講座は年間50~100回からなる長期インターンシップ型のプログラムになっています。
※最初に自己認識に基づくビジョニングを行います。個人の能力・性格特性・志向性などによってカリキュラムは多少異なります。
構成 | 内容 | 所要時間 | 回数 |
---|---|---|---|
【インターンシップによる ビジネス基礎能力の養成】 【レビュー&フィードバック】 |
・ルーチン作業(データ分析・ブログ更新など) ・プロジェクト課題(企画・商品開発・マーケティングなど) ・自分を知る(長所・短所、性格特性) ・相手を知る(業界・企業研究) ・表現能力向上(ESの書き方・面接練習) ・振り返り |
フルタイム 7時間程度 |
全50~ 100回 |
【ビジョンを描く】 | ・初回:市場価値測定テストのフィードバック、ビジョン・ ストラテジー策定(目標を明文化し、その目標達成のため の行動計画を練る) ・中間:進捗確認とストラテジー修正 ・最終回:振り返り |
3時間程度 | |
PDCAサイクルに落とし込むとカリキュラムは以下のようになります。
①PLAN …自分を知ってやりたいことを明確化し、それに適合する業界を選んだ上で、希望の業界・企業・職種につくための行動計画を練ります。
②DO …インターンシップ型のプログラムを通して行動計画を達成します。
③CHECK …行動計画が達成できているか、このまま継続すれば目標は達成できそうか考えます。また、講師によるフィードバックを受けて内省に繋げます。
④ACT …今までの業績や講師によるフィードバックなどを参考に、人事の目に留まるESや面接対応の練習をします。
受講料:1年間(週1回コース:フルタイム×50回相当)18万円(税別) ※ご要望に基づき、個別に調整いたします。
(入会対象は大学1~4年生、入会時2、3年生が中心)
市場価値測定研究所 所長 藤田 聰
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBMを経て独立。現在、立教大学兼任講師、早稲田大学招聘研究員、日本生産性本部主任講師、留学協会理事等を歴任。その他、東海大学や専修大学など複数の大学で教鞭を執る。
日本を代表する大手リーディングカンパニーを中心に、15年以上で150社以上、50万人以上の受検・研修実績があるほか、2001年より8年間の就活戦略プログラムを述べ160名に実施。15年以上に渡り、インターンシップ受け入れを続けるなど、大学生の能力開発にも精通している。
2016年現在、プログラムに参加した全ての人が納得のできる就職先から内定をいただいています。
これからの時代は年収300万円くらいの低・中所得者層と、年収1000万円以上の高所得差層の差が更に開いていく格差社会だと言われています。テクノロジーの発達に伴い、ロボットが肩代わりする仕事も増え、さらに格差は広がるでしょう。このような世界で生き残るためには、「個としての自立と卓越した能力」が必要不可欠なのです。
この図は、国立、私立文系、私立理系ごとの大学四年間の平均学費の比較です。この図を見ると、就職力養成講座の費用である年18万円の妥当性が分かるでしょう。1度しかない人生を充実したものにするための自己投資をしてみませんか。