15年間で採用企業150社、総受検者数50万人以上の導入実績を持つ 市場価値測定テストの概要

市場価値測定テストとは?

 市場価値測定テスト-MVA (Market Value Assessment)-は、「可能性」や「適性」のみならず、「成果を生み出す基礎能力」を可視化する成果主義時代に対応した能力評価テストです。受検者にとって、能力・キャリア開発を考える上での羅針盤であり、変革の起点を企図した、言わば「自己変革支援装置」です。
市場価値測定テストは、「グローバル自立支援」をコンセプトとした新時代の能力評価モデル、セブンレイヤーズ(登録商標)モデルを基に構成されています。受検者一人ひとりに配布する結果はバインダーに収めた50ページ以上の報告書「Personal Directions」です。受検者の全体傾向やランキングより、社員力や組織力を高める戦略策定を強力にサポートいたします。

セブンレイヤーズモデルの基本的な考え方

 市場価値測定研究所では、1998年、能力構造を7段階の階層構造を成す13の能力によって構成される「セブンレイヤーズモデル」を発表しました。
(→右図をクリックすると拡大いたしますのでご参照ください)。
 市場価値測定テストは、このモデルをベースに、ビジネス基礎能力、性格特性、それに加え、ストレス度、自立度(ベンチャーマインド)、推定年収の計5つの柱で能力を測定します。
 “体・心・技”という構造で市場価値をとらえ、個人の能力を多角的に評価、分析するオールインワン型のテストです。

能力開発モデルのパラダイムシフト(組織から個へ)

 セブンレイヤーズモデルには前提となる考え方があります。これまでは、右図左のカッツモデルのように、まず、組織の中(職場)で培われる業務遂行能力が第一に求められてきました。しかし、インターネット革命により、集中管理型から分散処理型の組織論に変貌した結果、組織から個へパワーシフトしております。このような背景から、年齢を問わず、ビジネスパーソンとして取り組むべきは「自立の三要素」と定義している「バリュー・ビジョン・ストラテジー」の概念化能力です。セブンレイヤーズモデルにおいては、このように個人立脚モデルの考え方に立ち、能力開発を行っております。

市場価値測定テストの信頼と実績

 上記のセブンレイヤーズモデルに基づいた市場価値測定テストはこれまで約15年間、延べ150社以上の採用実績と50万人以上のビジネスパーソンの受検実績を生み出してきました。その結果、日本を代表する以下のリーディングカンパニーで導入されています。

市場価値測定テスト結果が示すこととは?

1、ビジネス基礎能力の劣化傾向!

 ここ10年のビジネス基礎能力の推移を見てみると、劣化傾向にあることが見て取れます。私たちはこのデータの結果から社員力向上が急務であるということを読み取らなければなりません。10年前のデータに較べ、約10%平均値は下落しています。

2、能力の二極分化傾向

 能力をOS(基礎力)とアプリケーション(専門力)という切り口で4つの人材に分類すると、右の図のようになります。企業の人材を表現する際に2:6:2と、優秀な人が2割、普通の人が6割、残りの人が2割と言いますが、成果主義が導入され、成果に直結するアプリケーション(専門力)が重視されている今日、OS(基礎力)に乏しい「頭でっかち型」の人材が増えています。それによって、2:6:2の原則が変化しており、1:9のように、優秀な一握りの人材とその他大勢というように、中間層が抜け、能力格差が生じています。

 さらに、右図のように職位別のビジネス基礎能力を見てみると、職位が上がる毎にスコアは向上しています。職位が高い方程、能力の土台となる基礎力が高く、結果として専門力も高まっているということがわかります。ここからも、OSがいかに重要であるのかということが分かるのです。市場価値測定テストの結果から成果を出す為に、まずは能力に置いて重要であるOSを高めなければならないことがわかります。

市場価値測定テストを起点とした行動習慣化を実現する各種研修プログラム

 「企業は人なり」-弊社が最も大事にしている考え方の一つです。大企業に成長・発展した多くの企業は「モノづくりの前に人づくりあり」と、人材採用と人材育成を第一に掲げてきました。何故ならば、事業立案・事業戦略や実行に携わるのは「人」だからです。それにも拘わらず、社員力は年々劣化傾向にあります。
 このような事態の中で、弊社は市場価値測定テストによって能力を可視化し、概念化能力の中核であるビジョンの重要性を理解いただいた上で、能力形成のための行動習慣を支援することで、社員一人一人の自己変革を実現し、結果的に企業変革を実現することを目的としています。

 弊社では、研修はイベントではなく、プロセスであり、いかに行動習慣化をするかが重要であると考えています。そのため、弊社の研修ではいかなるテーマでも、行動習慣の起点となるように「自己変革宣言」を行い、PDCAを回していくことで行動習慣化を支援いたします。
 さらに、習慣化支援メールマガジンを週に1回、行動習慣化のために3か月間送信しています。その他、オプションサービスとして3か月後のフォローアップ研修、パーソナルコーチングセッションなどのサービスも準備しております。

変革期に市場価値測定テストの導入を!

 企業を支える社員一人一人には、右図のようにそれぞれ「節目」と呼ばれる時期があります。その時期に、この市場価値測定テストを用いて、自己変革のための一歩を踏み出させることは極めて効果性の高いタイミングと言えましょう。是非ともご検討下さい。

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